保育園（認定こども園）は、子ども達にとって毎日が楽しく過ごせる場所、自分自身を 出せる場所、自分自身を出した時に、周りの人が受け止めてくれる場所、家にいるような 安心感を持てる場所でありたいと思っております。安心して人と関わりを持つことで、人 を信頼する気持ちも育まれていくのではないでしょうか。 そして園は、その環境を整えると共に、一緒に生活している職員もこども達に寄り添い、 一緒に考え、後押しできるようにと心がけをしていかなければなりません。そして後に、 卒園した子ども達が保育園生活を振り返るとき、実り豊かな楽しい思い出を残すことが大 切だと考えます。

また、乳幼児期には、遊びを通して多くの事を学んでいきます。乳幼児期ならではの遊 びや実体験を通して、たくさん学び、本当の遊びの楽しさを感じて欲しいと思います。そ のためには、自発的な遊びからその後の遊びが発展していくように促し、生きる力の基礎 力等を身につけていくことが大変重要だと考えています。そして、乳幼児期に獲得する力 は、長い人生を生きていくための道しるべとなるのだと思っております。

結びとなりますが、子ども達が保育園生活をしていく中で、安心・安全を基に、保護者 の皆様との連携は大変大切であると思っておりますので、宜しくお願いします。

社会福祉法人 清和会
理事長 小池 健